お知らせ
【イベント】(5/31)関 洋平氏講演会のお知らせ
一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科では、筑波大学より関 洋平氏をお招きし、「事前学習言語モデルを用いた市民意見の分析」と題した講演を行います。本講演は、修士課程学生を対象とした授業「リサーチワークショップ」の一環として開催されます。「リサーチワークショップ」は最先端の研究への知見を深めるために、国内外から研究者を招聘して最先端の研究報告をしてもらい、議論を行います。
外部の方からの参加も可能ですので、本講演にご興味をお持ちの方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
開催日時:2024年5月31日(金) 17:10~18:55
場所:一橋大学国立キャンパス 東2号館
講演者:関 洋平氏(筑波大学)
https://cu.slis.tsukuba.ac.jp/%7Eseki/
■講演題目
事前学習言語モデルを用いた市民意見の分析
■内容
市民と地方自治体の共創プロセスが重要性を増しており、世論調査に代わり,ソーシャルメディアを通じて市民の意見を収集する方法論が求められている。従来の意見分析は、都市の単位で区別されていない事例が多かったが、本講演では都市を単位とした市民の意見分析の実現を試みた研究について紹介する。特に、都市ごとに市民意見を精度よく抽出するために事前学習言語モデルを微調整する手法や、市民の意見と市議会議員の意見を比較するための方法論について紹介する。さらに、時間が許せば、コロナ禍における都市ごとの市民間のつながりと医療データとの相関について調査した研究や、市民の性格特性を分析した研究についても紹介したい。
問合せ先:wayama.nozomi.h8x[at]ad.hit-u.ac.jp (SDS共同研究室)
※[at]を@に変更してください。