一橋大学 ソーシャル・データサイエンス学部・研究科 ロゴ

一橋大学 ソーシャル・データサイエンス学部・研究科

NEWS

お知らせ

【イベント】(2/13)Daniel Hook氏講演会のお知らせ

2024. 02. 05
教育研究

「研究活動のDigital Transformationと科学の将来」

一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科ではDigital Science CEOであるDanie Hook氏を招いて講演会を開催します。Daniel Hook氏はImperial College在学中にIR(Institutional Research)を行う企業”Symplectic”を起業し、その後Digital ScienceのCEOとして同社を率い、科学研究で活用されるサービス(Dimensions, ReadCube, Altmetric, figshare, Overleaf, ripeta等)を提供しており、研究者や研究アドミニストレーターの活動に密着しています。今回の講演では、研究活動のDigital Transformationによって科学研究が将来どのように変貌していくのか、科学発展の方向性についてデータをもとに紹介していただきます。学部生、大学院生、研究者、リサーチ・アドミニストレーターの参加を歓迎します。(講演は英語で行います)

開催日時:2024年2月13日(火)17:30~19:00
場  所:一橋大学国立キャンパス 第三研究館3F 307会議室
参加申込: https://forms.gle/8HNm42PzuQBiMXeQ8(参加締切 2月9日 15:00)
問合せ先: n.shichijo@r.hit-u.ac.jp (世話人:七丈直弘)

ダニエル・フック氏は、未来のグローバルな研究エコシステムを支えるインフラを創造するテクノロジー企業、デジタル・サイエンスのCEOである。ダニエルは、2003年にインペリアル・カレッジ・ロンドンで理論物理学の博士課程に在籍しながら、研究情報管理ソフトウェアのプロバイダーであるシンプレクティックを共同設立。シンプレクティックは2010年にデジタルサイエンス社から投資を受け、その後2013年には、ダニエルはデジタル・サイエンスのリサーチ・メトリクス担当ディレクターに就任。直後にFigshareのCOOにも就任。2015年、彼はデジタル・サイエンスのリーダーとして招聘。ここ数年、ダニエルはデジタル・サイエンスの企業群の経営を担い、研究コミュニティがより多くのことを達成できるような新しいスタートアップ企業に投資することに注力している。
ダニエルは現在も活発な学術研究者であり、インペリアル・カレッジ・ロンドンの複雑性科学センターで客員研究員、ワシントン大学セントルイス校物理学科で客員教授を務めている。これまでに50本以上の学術論文や政策論文を執筆し、量子論に関する共著もある。物理学会および王立芸術学会のフェローであり、ORCIDの理事(2017-2022)や、国際コンソーシアムResearch on Research InstituteのChair(2019-)を勤めている。