HITOTSUBASHI
DATA LEADERSHIP
ACADEMY 2025

これからの経営に必要不可欠な
DXリーダーとなる人材へ
一橋大学ソーシャル・データサイエンスがおくる

HITOTSUBASHI
DATA LEADERSHIP
ACADEMY 2025

一橋データリーダーシップアカデミー

Strategic Goal

講座のねらい

AIの基幹利用など、今後のビジネス経営において必要不可欠な要素である、データサイエンスの概念を正しく理解し、実務指導や経営における意思決定に活かせる「DXリーダー」の育成を目的とします。

この新たな分野における、問題定義・分析設計・解釈・倫理を含む意思決定プロセスの質を重視し、知識の獲得にとどまらない業務価値へ転化できる実践力の涵養までを伴走します。

DX経営に必要な基礎と最新動向をバランスよく学ぶ二層構造(基本70%/発展30%)、および産学協働による最新の知見とインサイトに基づく、実課題・実データの活用による実践力の獲得が特徴です。

DX経営リーダー育成に向け、文理のバックグラウンドを問わず、習得できる内容となっています。

Insights & Capabilities

受講を通じて得られる知識やスキル

本講座は、将来の企業幹部である中堅マネジメント人材を対象とし、今後急速な進化が考えられるDX分野において適切な導入や判断、 マネジメントが行える、実践知のスキルを提供します。


本講座の受講を通じて、5つのDX実行力が獲得できます。
これら実行力を自律的に駆使することで、DX経営・マネジメントにおける、相関と因果の見極め、KPI設計、説得力あるストーリーテリング、関係者を動かす推進力を得ることができます。

一橋データリーダーシップアカデミーで
獲得できるDX実行力

1

ビジネス課題の定義設定力

2

適切な分析設計力

3

結果の意思決定力

4

組織に対する実施内容の説明力

5

倫理・説明責任を確保できる実現力

これらの学びより、個々の受講者においては、現職のKPI改善に直結する「判断力と統合力」を獲得でき、手法の断片学習から脱却して、状況に応じて最適解へ到達する設計思考が身につきます。
また、企業内において部門横断の共通言語が構築され、データ起点の意思決定文化が醸成されます。提案採択率やPoC着手率の向上など、実装フェーズへの橋渡しが進みます。

Course Contents

講座内容

本講座は基礎から応用、実践まで、4つのステージにわけて、実施します。
実務経験豊富な中堅層(文理不問)が習得可能な授業設計になっています。
そのため、コーディング経験は必須ではありません。
必要なのは、現場課題をデータで捉え直し、意思決定の質を高めたいという意欲です。
はじめに基礎をオンデマンド型の映像教材で学び、応用で対面型学習を行ないます。
その上で、現実課題を教材とした実践学習をメンタリングを得ながら会得することで、理解から判断力の涵養まで総合的な学びを得られます。

Stage 1

2025年11月
下旬開講

データサイエンス基礎スキル

データ思考の基礎にはじまり、統計的思考、ベイズ的意思決定、機械学習、自然言語処理についてビジネス面での活用を念頭においた理解を得られるように学びます。

5

オンライン開講

オンデマンド

  • 1データ思考の基礎
  • 2統計的思考
  • 3ベイズ的意思決定
  • 4機械学習とその活用
  • 5自然言語処理

Stage 2

2026年1月
まで

ビジネスアナリティクス応用

経営戦略/マーケ/ファイナンスの横断理解と、製造・サービスのケースで応用を鍛えます。ROI・KPI・倫理を踏まえ、分析を意思決定に接続します。

5

前期:オンライン

オンデマンド

後期:対面参加

  • 1データドリブンマーケティング戦略
  • 2合理的意思決定の実践
  • 3イノベーション創出の組織設計
  • 4ケーススタディ① 製造業DX実践
  • 5ケーススタディ② サービス業データ活用

Stage 3

2026年2月
まで

プロジェクト演習・実践ワークショップ

企画→分析→メンタリングを通じて、ビジネス上の課題を、各受講者の手によって解決する各教員によるハンズオン講習で実施します。実際のワークと隣接する課題の解決を通じて、失敗の検証・仮説更新・利害調整まで含めて実務力を涵養します。

3

対面ワークショップ

  • 参加企業が直面する課題を題材に
    データ分析プロジェクトを企画する実践演習
  • さまざまなマネジメント局面に
    即した実データや課題を用いたグループワーク
  • 教員および現場のエキスパートで
    構成するメンターによる指導・助言

※ 修学用に各受講者が持ち寄る課題データ以外に公開データによる課題セットをアカデミーが用意、こちらを演習教材に選択することも可能です。

Stage 4

2026年3月
開催

プレゼン&総合レビュー

成果の統合発表と相互評価、修了後の実装・継続計画を策定。 意思決定資料としての完成度を磨きます。

1

対面ワークショップ

  • 参加企業の経営層や教員に対する
    グループワークの成果プレゼンテーション
  • 経営層、実践の先駆者である
    マネジメント層のエキスパートによる
    メンター及び教員による指導フィードバック
  • 課題整理、フォローアップ報告書の提供

本講座の修了者には、データリーダーシップ
アカデミー修了証をデジタルバッジとともに授与します。

Message

メッセージ

ようこそ!
一橋データリーダーシップアカデミー2025へ
野間幹晴教授からのグリーティングです。

Program Faculty

講師陣

一橋大学のデータサイエンスとマネジメント分野の教員陣に加え、
実務家講師が連携、基礎理解から実践まで最新の知見を提供します。

主な担当講師

野間 幹晴

経営管理研究科経営管理専攻 教授

七丈 直弘

ソーシャル・データサイエンス研究科 教授 プログラムディレクター

小町 守

ソーシャル・データサイエンス研究科 教授

福田 玄明

ソーシャル・データサイエンス研究科 准教授

加藤 諒

ソーシャル・データサイエンス研究科 准教授

永山 晋

ソーシャル・データサイエンス研究科 准教授

※ 講座内容により変更の場合があります

Contact

お問い合わせ

DX時代の未来経営力を獲得

本講座の受講希望・お問い合わせは
こちらまで

Contact Us

受講者数は20名程度を予定しています。
受講生は提出書類等による選考を行ないます。

Academy

本プログラムについて

「一橋データリーダーシップアカデミー2025」は、一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部・研究科による、社会人向けリカレントプログラムです。

ソーシャル・データサイエンス学部・研究科は、150年の歴史を有し、わが国のマネジメント分野を牽引してきた一橋大学が、社会科学とデータサイエンスの「融合」により現代社会の課題の解決を目的に2023年より開講した、最新の学部・大学院です。

一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部・研究科

一橋データリーダーシップ
アカデミー2025

一橋データリーダーシップアカデミー2025は、
文部科学省令和7年度社会科学×データサイエンスによるデータ駆動経営人材育成プログラムとして、実施しています。